ピークスマインド代表の原田です。
久々の投稿。あまりの忙しさにBlogサボりました...すみません。

さてさて、「あまりの忙しさ」と書きましたが、そのまんまの状態でして、気持ちが休まる日が全くない数ヶ月を過ごさせて頂きました。これもひとえに「お仕事をご発注頂けるクライアント様のお陰です」これは本当に有り難い。心の底から感謝です。

私達クリエイターは、アーティストとは違い「自分達が創りたいものを創ることで収入を得ている訳ではありません」。「お客様の欲求や目的をお伺いして、それを私達の得意とする手段・手法によって、期待以上のシーンをクリエイションすることで収入を得ています」。クライアント様からの発注がなければ、一切のクリエイションは「練習」や「趣味」でしかなくなります。それがクリエイターという生き物だと私は認識しています。

前置きが長くなりましたが、現在、ピークスマインド社は12期目を走っています。営業所も大名営業所、鹿児島営業所、鳥栖営業所、佐賀営業所と増え、本社を含めると５拠点。アシスタントを含めると60人を超える人数に。

Blogサボるほどに、お仕事を頂戴し、売上・利益ともに好調。スケジュールや予算的に難しいお仕事についてはお断りする機会も増えてきており、有り難い限り。しかし、数字が好調だから「会社として順調なのか？」これは決して「順調とは言えない」と冷静に私自身は感じるところが大きく。思い悩む日々。

悩みどころは....

1.日本の歪な人口分布
岸田総理が「異次元の少子化対策」と唱ってはいますが、ここまで歪んだ人口分布を是正するのにはそれこそ10年20年とかでは効かないのは誰もがわかること。この歪んだ人口分布で果たしてここから先の10年20年を走れるのか？ブライダルやエンタメを国内だけで展開することに大きな不安を感じる。

2.昔ながらの受験教育からの採用難
先日、高2の娘の模試の勉強を覗いてみた。今の私には解けない問題ばかり。昭和の頃から大差ない受験勉強のためのお勉強。「こんなの世の中で役に立たんし、学びの優先順位が違うけどなぁ...」と心の中で呟いた。今の彼女達には「大学受験」のために必要な「学び」なので言葉は飲み込んだけど...私が考えるに、義務教育が小学校・中学校までなら「高校からの学びは社会で通用するスキルを身に付けること」に変化していくべき。それこそ、「無駄な情報で暗記に頼る教科書」で「無駄な時間」を生み出してしまっている。結果、家族との時間、家族との会話は減る一方。０時限なんてバカげた時間は「無駄の極まり」。こんな教育なら「家事」という世の中のどんな仕事よりも「大切且つ必要不可欠な仕事」で「家族と会話しながら言語力」を習得すべき。若い子が減っている上に、言語力の弱いクリエイター志望者がピークスマインドの採用においても数多く存在し、エントリー者が多い割に合格者が少ない。

3.社会で通用するスキルとは？
世の中ではChat GPTが話題になっていて、これも人によっては「使い物になるには時間がかかる」とか「問題が多い」とか色々な意見があるようですが、「必要不可欠なものになる」ことは疑いようがない。というかこれを使いこなせるか否かで企業や国の進化・成長に大きな影響が出るのは間違いない。丁度、パソコンが世の中に普及しはじめたときに、あるいはスマホが普及しはじめたときに似てる。そこで乗り遅れた日本は（「たられば」は嫌いだけど個人的には2002年のWinny事件がなければ日本はこんなことにならなかったはず....とは思う）現在、マイナンバーさえ普及させられずにいる惨めなデジタル後進国。教科書を決める頭の固い方々が昭和の遺産のような教育を続ける有様。

本題に戻ると
「社会で通用するスキルとは」
①自分の想い・考えを言葉にするスキル
黙っていても何も伝わらない。間違いない。大人数の前で伝えることが嫌いでも自分の想いや考えを「親に対して」「友達に対して」「先生に対して」言葉にするスキルは必要不可欠。これが高いレベルで出来る人こそが企業が求める人材だと思う。
②聞き出したい情報を適格な言葉(質問)にするスキル
Chat GPTもそうなんだけど、手に入れたい情報を得るための適格な質問が出来ることは超重要。質問クオリティが高ければChat GPTの精度もかなりあがる。質問クオリティが低ければChat GPTでさえ、回答クオリティが下がる。人間ならもっと顕著な結果が生まれる。
③世界に日本のことを知って貰うためのスキル
これは外国の友人から日本の歌舞伎や書道や歴史、漫画やアニメについて質問を受けたときに「日本人の俺が知らないって恥ずかしいなぁ」と強く感じたのがきっかけ。そして、私達が想像している以上に世界から観たら「魅力の詰まった特別な国」という印象があることに気付けた。だからこそ、もっともっと「世界に日本のことを知って貰うこと」はこれからの日本、そして日本の企業にとっては重要なことだと強く感じている。
「知って貰うためのスキル」には色々あると思う。「映像」「音楽」「絵画」「芸能」.....手段だって色々ある....SNS、WEBサイト、TV、オンライン配信、リアルコンベンションなどなど。そんな最終的なOUTPUT（=Goal）が先にある中での学びは必ず加速する。目的地が見えないのに「さぁ、走ろう！」ではなかなかがんばれない。だからリーダーや先生はGoalを掲げることが重要なんだと最近強く思う。

吐き出すように書いているので脈略はないかもしれない。すみません。

ただ、言えることは
「苦難」「困難」「災難」。
難しいことが本当に世の中にはある。
あまり賢くはない私なんかには「難しいなぁ」と悩み苦しむことが多々ある日々。

でもそんな「難」がなくなれば、

「無難な人生」

が待っているだけ。
そんなのは「何のために生まれてきたの？」ってたぶん自分自身に問うてしまう。

「難が有る人生」

をとにかく仲間や友人と楽しむだけ。
（大好きなKingdomもGiant KillingもOne Pieceもいつも仲間と一緒に戦ってる気がする）

それこそが

「有り難い人生」。

言葉ってすげぇ。
昔の人は本当にすげぇ。