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伊藤連胆 Ren Ito |
お久しぶりです。伊藤です。
今回は、最近見てかなり面白かったMVと、その制作記事を紹介します。
今日紹介したいのはこちらです。
tapehead.labさんの **「free will」** というMVです。
まず映像を見て思ったのが、
「実写とアニメの合成って、もうここまで自然にできるんだ」
ということでした。
実写の街や空間の中に、アニメ調のキャラクターが普通に存在していて、
しかもただ立っているだけではなく、しっかり動いています。
カメラワークも大きく動くし、キャラクターのアクションもある。
それなのに、全体としてちゃんとMVとして成立しているのがすごいです。
そして、このMVの作り方について書かれている記事がこちらです。
この記事では、Seedance2.0という動画生成AIを使って、
実写とアニメを合成したMVをどう作っているのかが紹介されています。
個人的に面白かったのは、
「キャラクター素材とプロンプトだけで、背景込みの動画を作っている」
というところです。
今までは、背景素材を用意したり、合成用の素材を別で作ったり、
いろいろ準備してから映像を作るイメージがありました。
でもこの記事では、キャラクターの方向性を決めて、
あとはプロンプトでシーンや動き、カメラワークを制御していく流れが紹介されています。
もちろん、ただAIに投げて終わりではなく、
キャラクターのデザインをどう安定させるか、
どんなプロンプト構造にするか、
生成した素材をどう編集でまとめるか、
という部分まで考えられているのが印象的でした。
特に、編集についての話もかなり参考になります。
カット点だけで音に合わせるのではなく、
画面の中の動きでも音ハメを作る、という考え方です。
これはAI映像に限らず、普通の映像編集でもかなり大事なところだと思います。
映像って、素材のクオリティももちろん大事ですが、
最終的に気持ちよく見えるかどうかは、編集のリズムでかなり変わります。
AIで素材を作れるようになったとしても、
それをどう選んで、どう並べて、どう気持ちよく見せるかは、
やっぱり人間側の感覚が必要なんだなと思いました。
生成AIの映像は、少し前までは
「すごいけど、仕事で使うにはまだ不安定かも」
という印象もありました。
ただ、今回のMVと記事を見ると、
うまく使える人が使うと、かなり作品として成立するところまで来ているんだなと感じます。
特に、実写×アニメ合成や、MVのような少し自由度の高い映像表現とは相性が良さそうです。
AIで全部作るというより、
AIで作れる素材の幅が広がって、
それを編集や演出でどう作品にしていくかが大事になっていくのかもしれません。
気になる方は、ぜひMVと記事を見てみてください。
映像制作をしている人には、かなり刺激になる内容だと思います。
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Posted by Ren Ito
本社クリエイター/カメラマン 伊藤連胆
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