みなさまこんにちは。

前回は音色について本当にざっっっっくりとした(というより雑な)語りをお送りしましたが、

今回からは『楽しい音楽鑑賞』編です。

音楽鑑賞するときにこのポイントを抑えればもっと音楽が味わい深くなるよ！というところをお話していこうかと。

前回はこちら!:音響オペレーターの徒然音楽日記③〜耳が良いってどういうことなの？音色編

みなさまは音楽を聴くときにどんなところを聞いているでしょうか？

メロディー、歌詞、テンポ感などなど…

たくさんの要素があって『この曲好きかも！』が生まれているわけですね〜

その中から、今回は『音のバランス』に着目します。

普段よく耳にする、『ロック』や『ポップス』には様々な楽器が使われています。

そのそれぞれが様々なリズムや音色を奏でることで多種多様な楽曲が生まれているのです。

例えば『ロック』だと、

よく使われているのは、ギター、ベース、ドラム、キーボードなどですね。

その楽器たちのバランスによって、曲の印象はガラッと変わります。

例えば、

こちら。サカナクションの『忘れられないの』という曲です。

サカナクションはシンセサイザーを曲の中心とした曲が多く、

シンセサイザー、ギター、ドラムの軽やかな刻み(スネアなど)が大きめに出ている印象です。

ボーカルの声や低音域を少し抑えめにして中音域を主張させることに

よってふわふわとした独特の雰囲気が出ています。

もう一つはこちら。ONE OK ROCKの『The Beginning』という曲です。

ONE OK ROCKはポップス寄りのサカナクションと比較すると『THEロック』という感じの曲が多めです。

ギター、ボーカルの声、キック音(バスドラムとその皮から出る音)などが大きめに出ている印象。

時々入るスネアの硬いアタック音やピアノの高音が緊張感を演出し、

低音による迫力も見ものです。

ご覧のように、音のバランスを聞いただけでもアーティストによっていろんな個性が出てきます。

これを聞き分けられるようになるコツは簡単！

音楽を聴くときに今までより少し注意深く耳をそばだててみてください

前回触れた音色と合わせて音楽を聴くときに意識してみるだけで、

今まで知らなかったフレーズやかっこいいソロ、

この雰囲気にはこのバランスがあってるな…などなど

今まで聞き流していた音楽にもきっと様々な発見があるはず！

音楽鑑賞がもっと楽しくなること間違いなしです！

ぜひ参考にしてみてください～^ ^

以上、今回の徒然音楽日記でした～！