与えた感動の大きさが自分の価値を表す

福岡大学 法学部卒。中学時代からハモネプの大ファンで、大学時代はアカペラサークルに没頭。サークルで携わったイベント企画や映像編集がきっかけでピークスマインドに新卒入社。音響オペレーターとしてキャリアをスタートさせ、現在では音響オペレーター・映像クリエイター・カメラマン・WEBコーダーとマルチなポジションで活躍。

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与えた感動の大きさが自分の価値を表す

 

新郎新婦、そしてお二人のご招待客の皆様が涙を流してくれたとき、自らが制作した映像や自らが演出した音と光の空間を喜んでくれたとき、自分自身の仕事に価値を感じました。その瞬間、自分が何のためにここに存在しているのかが明確になったんです。

 

 

「自分にしか出来ないことってなんだろう。」

「自分の役割ってなんだろう。」

何も見えなかった。でも、４年間で少しずつ見えてきました。

「僕が僕自身を認めるため」には人を感動させ続ける必要がある。

 

そのためには成長し続ける必要がある。

 

そう考えてます。

 

自分が決めた選択を正解にする

 

大学での専攻は法律でした。学べば学ぶほど自分がやりたいこととは違う。それだけはわかりました。

そんな自分が没頭出来たのがアカペラの世界。アカペラそのものはもちろん、イベントの企画から紹介映像の制作まで、自分が納得いくまでやり抜きました。就活の時期、「自分がやりたいことは何なのか」を考えました。学んできたことは法律。でも自分が唯一自信を持てたことは、アカペラでの活動。これだけは全力で取り組んだと言い切れました。

結果として、それがキャリア選択で大きく影響し、ピークスマインドへの入社を決意へと導いてくれました。

 

 

 

逆境から這い上がるという姿勢

 

入社後は音響オペレーターとしてキャリアをスタート。入社3ヶ月で現場デビューを果たし、本社と鹿児島支店を経験しつつ、自分のやりたいことをやっている感覚を持ちながら充実した毎日を過ごしていました。しかし、そんな中でのコロナウイルス蔓延。コロナ禍で現場がなくなり、音響の仕事も一気に減りました。

 

「現場がなければ、自分の居場所はない」

 

自分の価値がなくなった感覚を今でも鮮明に覚えています。でも、それがあったから今の自分があります。

 

「居場所が無いならつくればいい」

 

空いた時間を使ってWEBのコーディングを覚えたり、先輩に頼み込み、新たにカメラのスキルを磨いたりしました。結果として、自分にしか出来ない仕事が増えていきました。

 

逆境は「新しい自分に進化するチャンス」。

 

今ならそう言い切れます。

周りの人がいたから今の自分がいる

 

ピークスマインドでの4年間、正直上手く行かないことのほうが多かった。でも、そんな僕がここまで来ることが出来たのは、周りの人たちのおかげです。

 

きれいごとではなく、心からそう感じています。何もないところから音響を教わり、現場デビューさせてもらい、コロナで仕事がなくなり沈んでいた僕に上司はカメラを教えてくれました。カメラに関しては当時の上司の影響を強く受けているなと絵を見るたびに思います。上司が訳あってこの会社を離れてからもその繋がりは消えていません。

 

今までずっと周りに支えられてきた。次は、自分が周りを支える番。

 

まずは身近な「同じ支店のメンバーの負担を少しでも楽に」していく。今はその気持ちで仕事に取り組んでいます。

 

成長し、還元する。この繰り返しこそが「やりがい」

 

自分が成長できたのは、ブライダルでの経験があったから。この経験は、他の現場でも活かせるスキルを多く提供してくれました。逆に、他の現場で学んだことをブライダルに還元することで、結婚式のクオリティを上げることもできます。

 

これこそが「今の僕のやりがい」。

 

この気持ちを忘れなければ、成長を止めずに「唯一無二なクリエイターになっていく」と信じています。

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