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みなさまこんにちは。上甲です。
余談ですが、ローマ数字で『50』は『L』、『100』は『C』と表すと知って驚きました…
ちなみに次に単位が変わるのは『500』で『D』だそうです。
ということはさておき!
前回は固定ドと移調ドの概念についてお話ししましたがいかがでしたでしょうか?
前回はこちら!:音響オペレーターの徒然音楽日記XⅢ〜解説編 固定ドと移調ド
ややこしいな〜って感じですが、実はここからが本番です…
この移調ドですが楽譜上の話だけではなく、実際楽器を演奏するときにもその難しいところを発揮します。
たとえば、クラリネットを例にあげると、
クラリネットは移調楽器で『変ロ長調(B♭-Dur)』が基準の『ドレミファソラシド』となっています。
そこまでは、前回おさらいした通りですが、楽譜に表してみるとさらにややこしくなってきます…
上の楽譜は固定ドの音階(ここからは実音と表記します)で書かれた有名な『ぶんぶんぶん』の楽譜です。
普通に実音で演奏すると、
となります。これは音楽の授業でも習うスタンダードなやつですね〜
ところがどっこい、これをクラリネットで吹いてもらうと、
(読みは実音表記)
こうなってしまうんですね!!!!!!!
クラリネットは楽譜自体が変ロ長調に合わせて作られているので、
普段私たちが『ド』だと思っているところにある音符の音は『シ♭』、『レ』のところには『ド』というように独自の読み方になってしまうんです…
ちなみに、アルトサックスは『変ホ長調』、ホルンは『へ長調』などなど楽器によって変わってくることもあります。
フルートやオーボエは実音で楽譜が作られているので、独学で楽器を学ぶ場合はまずは手を出しやすいかもしれません。
どうでしょうか…お分かりいただけましたか…?
管弦楽器をやっている方はあるあるだな〜なんて感じていただけたかもしれません^ ^;
初めての方はここまでわかったらもう上級者ですね…!!!
ちなみに豆知識ですが、かの有名なミュージカル『サウンドオブミュージック』に出てくる『ドレミの歌』ですが、
実はホ長調で作られているので、『ドはドーナツのド♪』が実音の『ド』からではなく『ファ』から始まっていて、
『ドレミファソラシド』じゃなくて『ファソラシ♭ドレミファ』だった、というのは有名な話ですね!
ということで今回はここまで!
ややこしいパートでしたが楽しんでいただけていたら嬉しいです^ ^
以上今回の徒然音楽日記でした!
また次回〜!^ ^
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