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原田 浩司 Koji Harada |

初の著書『社員が覚醒する社内イベント』を出版したことで、ありがたいことに雑誌インタビューの機会も増えた。今回は結構な時間をかけて回答したので、本インタビューのQ&Aをピークスマインドのブログにも貼り付けてみようかと。興味ある方はぜひ一読してくれるとうれしいです。。
① 本書を出版しようと思われた理由や背景をお聞かせください。
Ans.
本の出版は、独立した当初から「いつか必ず何らかの形で書籍を世に出したい」という強い想いを抱いていました。その想いを形にする節目として、創業した株式会社ピークスマインドの15年目のスタートに合わせ、出版を決意しました。
この「書籍を出したい」という原動力の根底には、両親への想いがあります。
これまで私の人生に、惜しみない愛情と多くの支援を注いでくれた両親に、自身の半生を振り返る中で「あなたたちが注いでくれた時間もお金も愛情も、決して無駄ではなかった」というメッセージを形として届けたい。その答えの一つが“本”という形なのではないかと感じていました。
両親が元気なうちに、この想いを伝えたい——それが、今回の出版に至った大きな理由です。
②「社内イベントの神髄は結婚式にある」という言葉が印象的でした。この言葉に込められたお考えや、そう感じるに至った背景を教えてください。
Ans.
新卒でテーマパークに就職し、数多くのショーやイベントの演出・制作に携わらせていただきました。その後、いくつもの貴重なご縁に恵まれ、結婚式という、よりパーソナルで人生に深く寄り添うイベントにも関わる機会が増えていきました。
当初はブライダルに特別な関心があったわけではありませんでしたが、だからこそ、日本で行われている結婚式・披露宴の優れている点や、改善の余地がある点を、感情に左右されず冷静に分析することができました。その中で、自身が培ってきたショー制作・イベント制作のノウハウが大いに活かせる分野であると実感し、次第にブライダル業界のさまざまな案件に数多く携わるようになりました。
さらにその業務と並行して、自治体イベント、企業イベント、社内イベントなどの演出・制作にも数多く関わる中で、ひとつの“黄金パターン”を感じるようになりました。
それが、「社内イベントの神髄は結婚式にある」という考えに行き着くきっかけとなりました。
③ 本書のポイントや読みどころを教えてください。
Ans.
巻頭のカラーページには、私たちのクリエイターたちの作品や、現場で制作に従事するクリエイター達の姿が掲載されています。本書の世界観や想いを「感じて」いただきたい、そんな思いを込めたパートです。
私個人として特におすすめしたい読みどころは、Chapter2の「感動を生む社内イベントのヒントは結婚式にある」、そしてChapter7の「社内イベントが企業にもたらすメリットとは」です。
ただし、読まれる方それぞれの立場やバックグラウンドによって、心に響く章や気づきのポイントは変わってくるのだろうと感じています。
だからこそ、本書を手に取ってくださった多くの方に、ご自身なりの視点で読み進めていただき、何か一つでもヒントやきっかけを持ち帰っていただけたなら、これ以上の喜びはありません。
④ この本を特にどんな人に読んでもらいたいですか?
Ans.
多くの経営者の皆さま、そして企業で責任ある立場に就かれている方々に、ぜひお読みいただきたいです。あわせて、結婚式を考えている若い世代の方々にもぜひ!結婚式・披露宴の内容を考えるにあたり、重要なヒントがたくさん散りばめてあります。
⑤ 原田様はこれまで、数多くのイベントの演出・プロデュースに携わってこられました。そのご経験を通して、デジタル技術が発達した今だからこそ、リアルな場で社内イベントを開催する意義をどのように捉えていらっしゃいますか?
Ans.
コロナ禍を経て、オンラインでのミーティングやイベントは一気に身近なものとなり、その敷居は大きく下がりました。一方で同時に、「リアルな場で、同じ空間に集い、同じ時間を共有すること」の価値が、改めて強く認識されたとも感じています。
私たちは聴覚や視覚だけで生きているのではなく、本来、五感すべてを使って世界を感じています。その本質は、デジタル技術がどれほど進化しても変わりません。
だからこそ、どんなにオンライン環境が充実しても、「リアルな体験」に勝るものはないのだと個人的には考えています。
特にエンターテインメントの分野においては、「感動」という“感情”の領域が大きな比重を占めます。
オンラインが得意とするのは「情報」の伝達であり、リアルが最も力を発揮するのは「感情」の共有です。この役割分担は、これから先も変わることはないのではないかと捉えています。
⑥ 社内イベントを成功に導くうえで、最も大切にすべきプロセスはどこにあるとお考えでしょうか?
Ans.
社内イベントを成功に導くうえで最も重要なのは、全体の意思決定を担う決裁者と、実際に企画・制作を担う社員との間で、「なぜこの社内イベントを行うのか」という開催目的と、「このイベントを通して何を実現したいのか」という想いを、深いレベルで共有するプロセスにあると感じています。
ここの共有なしでの成功はありえません。
⑦ 中小企業において、社内イベントを開催する意義は、どこにあるとお考えでしょうか?
Ans.
私自身も中小企業の経営者の一人です。あくまで私個人の実感ではありますが、現在の中小企業は、大企業と比べて採用や離職の面において不利な環境に置かれていると感じています。だからこそ、入社してくれた社員一人ひとりの成長スピードを可能な限り高め、短期間でさまざまなレベルを引き上げていくことが重要になります。
同時に、経営者と社員の間で想いやビジョンを強く共有しなければ、大企業と協業することも、競い合うこともできません。その基盤づくりにおいて「社内イベントの開催」は、経営者と社員の想いを一つにし、少なくとも確実に近づけ、組織の結束力を高める極めて重要な役割を果たします。
さらに、社内イベントの制作に関わる社内のキーマン――たとえば実行委員会のメンバーなど――にとっては、企画力・推進力・コミュニケーション力といったスキルの幅を広げ、自身のレベルを引き上げる貴重な成長の機会にもなることは間違いありません。
加えて、参加人数、コスト、開催場所といった観点においても、社内イベントは大企業より中小企業のほうが柔軟かつ実行しやすい面があると感じています。
大企業よりも有利な条件があるのであれば、それを活かして実行し、企業として「より強くなる」道を選ぶべきだと、私は考えています。
⑧ これまで関わってこられた社内イベントの中で、特に印象に残っている事例を教えてください。また、そのイベントを通じて、クライアント企業からはどのような反響や声が寄せられましたか?
Ans.
少し前のことになりますが、福岡市内にある中小企業様の入社式および、その後の懇親会をプロデュースさせていただいた経験が、今も特に印象深く心に残っています。この社内イベントでは結婚式場をお借りし、大聖堂にて新入社員のご家族もお招きした「入社式」を執り行いました。さらに併設のレストランにて、現社員、新入社員、そしてご家族の皆さまも交えた「懇親会」を開催しました。創り手の一人である私自身も、本番中に何度も胸が熱くなるほど、想いのこもった時間となりました。
その後、クライアント企業様からは、
「離職率が大幅に低下した」
「社員から知人を紹介したいという声が増えた」
「記録映像の効果で、市内だけでなく県外からの問い合わせも増えた」
「売上が安定してきた」
といったうれしい反響を頂戴しました。
この経験が、「結婚式のフォーマット」と「社内イベントのフォーマット」を重ね合わせる発想の原点となり、その企業様とは現在に至るまで、様々なイベントを一緒に創らせていただいています。
⑨ 社内イベントの効果は、どのような指標や変化として表れるとお考えでしょうか?あわせて、原田様ご自身はイベントの「成功」をどのように定義されているのか、お聞かせください。
Ans.
社内イベントの効果は、まず参加された方々の「感情」に表れると考えています。
社員の立場であれば、自社に対する「誇り」や「愛着」が芽生えますし、社外の方であれば、そのイベントを主催した企業に対して「尊敬」や「良い印象」を抱くようになるでしょう。
もちろん、内容次第ではその逆の印象を与えてしまう可能性もあります。
こうした感情の変化は、やがて会社全体の空気や風土にも浸透していきます。ただし、その効果は永続するものではなく、時間の経過とともに薄れていくことも少なくありません。だからこそ、日常業務で多忙な中であっても、次の社内イベントを継続的に企画・制作していくことが重要だと考えています。
イベントの「成功」の定義は、開催目的によって決まります。
私は5W2H1Oのフレームで整理する際、とりわけ「Why」、すなわち「なぜこのイベントを行うのか」という目的を明確にし、その目的を達成できたかどうかをもって成功と捉えています。
ただし、成功には段階があり、100点満点の完璧なイベントというものは存在しないとも感じています。必ず反省点や改善点が生まれます。
だからこそ、それらを次のイベントに活かし、次のエピソードへとつなげていく。その積み重ねこそが、社内イベントの本当の価値だと考えています。
⑩ 最後に、本雑誌の読者である中小企業経営者の方々へ、メッセージをお願いいたします。
Ans.
私自身、決して偉そうなことを語れる立場ではなく、今もなお学び続ける修行中の身です。
ただ、「イベント」「ブライダル」「エンターテインメント」という分野においては、30年以上にわたって現場で培ってきた経験と知見が、私の中に確かな蓄積としてあります。
また、弊社のクリエイターたちが持つ高いスキルとあふれるエネルギーには、私自身いつも驚かされ、刺激を受けています。
ぜひ、私を含めた弊社クリエイター陣の経験と技術を存分にご活用いただき、皆さまの企業の成長や発展につなげていただけましたら、これ以上の喜びはありません。
ありがとうございました。
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Posted by Koji Harada
代表取締役 / 演出家 原田 浩司
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